夏の大会が終わると、秋は演奏会シーズン。そして冬のアンサンブルシーズンが訪れます。

アンサンブルって苦手だけど、格好いい曲あるのかなあ。
全体的に暗い曲の印象で、寂しいイメージ。

私もアンサンブル、大の苦手です。
ストレスが溜まりやすく、演奏と関係無い部分で喧嘩とかも起きちゃいますしね……。
少人数編成で取り組むアンサンブルは、演奏が一人ひとりの技量に大きく左右されるため。苦手な方も多いのでは。今回は、そんなアンサンブルが『苦手!』という方にも、ぜひおすすめしたいアンサンブル楽曲を紹介します。
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- よくある、暗いアンサンブル曲の紹介。
- 珍しい、明るいアンサンブル曲の紹介。
- 吹いてみたい!格好良い!アンサンブル曲の紹介。
まずは、暗い、寂しいアンサンブル曲たち
アンサンブル大会といえば、真冬。乾燥によって唇は切れ、演奏は困難。夕方、空が暗くなるまで練習し、「なぜ、この曲を演奏しなければならないのか。」と自問自答し続けた思い出があります。そして何故か勃発する喧嘩……。いい思い出は少ないです。

曲も、季節も暗い。吹奏楽って明るくて楽しいはずなのに……。
そんなこんなで、アンサンブル自体が「苦手」「嫌い」「吹きたくない」と考える方も多いと思います。ですが、冬はなぜかアンサンブル大会に駆り出される。そして、大会では暗い曲を弾かなければならず、聞かなければならない。大会が終わるまでずっと辛い…。では、そんな「The 暗い曲」から紹介していきます。
なぜ大人気?大会といえば、この曲『ピアノとフォルテのソナタ』
アンサンブル大会で金管8重奏と言えばこの曲。ガブリエル作曲の「ピアノとフォルテのソナタ」多くの金管奏者がこの曲に苦しめられた経験があると思います。何と言っても、1人技量が丸わかりで、小さなミスが全体に響く曲です。腕に自身のあるメンバーでやりましょう。

だからアンサンブルは苦手……。
また怖いのは、体力面です。長いメロディーとロングトーンが多いため、演奏後は体力が一気に削られます。練習する場合は、通し練習をこなすよりは、細かく分けて練習することをおすすめしたいです。ただ、この曲、どこで切っていいか全然分からないのが難点。そのため、思いきって小説番号で区切って練習するのがいいと思います。
クリスマスにピッタリ。温かみのある曲「シャルトリューズ グリーン エアー」
アンサンブルは冬の大会ですが、クリスマスシーズン真っ只中とも言えます。そのため、発表する機会があれば、クリスマスムード漂う曲も選曲としては良いかも知れません。「シャルトリューズ グリーン エアー」はどこか懐かしく温かみのある曲です。クリスマスシーズンにピッタリ。
アンサンブル特有の暗さは若干抑えられているので、発表会用の曲としても選曲する価値があるかも知れません。
曲の通り、情景が浮かんでくる『ウィーンの情景』
暗い曲調かと思いきや、アンサンブルの温かみもあり、トランペットのメロディーが映える「ウィーンの情景」はいかがでしょうか。冬のシーズンにもピッタリな曲ですが、春先の演奏会でも使えそうな曲調です。
曲の最後は明るい雰囲気で終えるため、舞台展開などの間などに入れても良いかも知れません。金管アンサンブル曲の良さである、神聖さと暖かさ、そして爽やかさを表現できる曲だと思います。
もし、暗いアンサンブル曲を演奏するなら。
暗い曲調のアンサンブル曲を練習する際は、メンバーとコミュニケーションをとって、心の平和と安定を必ず保つことを意識してください。暗い曲をやっていると何故か雰囲気も暗くなってきます。不思議です。
また、部屋の換気を定期的に行う事を忘れずに。寒いので、部屋を閉め切りっぱなしにしがちですが、空気を入れ替えて、新鮮な空気を部屋に送り込みましょう。気分転換にもなるため大切です。また、空気中の二酸化炭素が増えると眠たくなります。練習の集中力も下がるため、是非空気入れ替えはしてください。

これは通常の練習の時もです。
空気入れ替えは、時間を決めて定期的に行ってください。
こんな曲もあったんだ!明るいアンサンブル曲たち
それでは続きまして、明るいアンサンブル曲を紹介していきます。大会でもよく使われているものですので、暗いアンサンブルをしたくない方は一読の価値ありです。
特に普段吹奏楽曲を多くやっているメンバーが多い場合、明るい曲調のほうが演奏しやすいと思います。また、トランペットは明るい曲調のほうが吹きやすいです。是非参考にしてみてください。
王宮で流れていそうなおしゃれな曲『スザート組曲』
アンサンブル大会で良く聞く「スザート組曲」は、まさに王宮で流れていそうな曲。一度演奏したことがありますが、かなり体力を消耗する曲でした。大変。
その荘厳な雰囲気を出すには、楽器の音量バランスを大切にとってください。低音の楽器に乗っかるイメージで演奏すると全体がまとまり、重厚感が生まれます。
気分はRPGの主人公「祈りの海へ」
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」の和物RPGにありそうな「祈りの海へ」。「プレリュード」「失われた時間(とき)」と格好良いサブタイトルがついています。
しかし、演奏自体はかなり大変。RPGのボスと対戦しているような部分では、ハーモニーと技術どちらも求められる始末。最後まで気を抜くことができない一曲です。
おしゃれな和音を丁寧に演奏したい「ピーコック・ブルー」
まるで口ずさむような演奏が求められる「ピーコック・ブルー」金管楽器なのに木管楽器のようなおしゃれさが必要になります。一つ一つのハーモニーがとても綺麗かつ繊細なので、練習では和音を重点的に研究する必要があります。
難しい反面、演奏後の爽快感は他の曲に無い気持ちよさでしょう。
吹けたら絶対格好良い!アンサンブル曲
最後にご紹介するのは、難しいけど格好いい!というアンサンブル曲です。練習時間も研究時間もかなり必要となりますが、メンバー全員で「やってみたい」と思ったらぜひチャレンジしてみてください。

一人でも自身のない人がいたら、やめておいた方が良いかも。
喧嘩の種になりかねないので、メンバーの総意があった場合にのみ挑戦することを推奨します。曲の難しさで、ストレスをためすぎないようにしてくださいね。
侍ブラスシリーズより「文明開化の鐘」「飛天」
侍ブラスシリーズより「文明開化の鐘」。奏者一人ひとりに高い演奏技術が求められますが、高校生の大会ではよく耳にする用になりました。曲は物語調で演奏しやすく、表現の幅も無限大です。

演奏する団体によって、表現が異なりとっても面白い曲です。
「文明開化の鐘」は侍ブラスの中では、全体の金管楽器全体のバランスが重視されているように感じています。演奏したことがありますが、かなり吹きやすかった印象です。2人でメロディーを演奏する部分はかなり練習が必要だと感じました。
続いて「飛天」です。この曲は最高に難しいと感じました。一人ひとりの演奏技術だけでなく、体力、音楽センス、表現力、そしてバランス全てが重視されます。
トランペット1stは、かなり実力派の方でないと潰れてしまうような曲です。「アンサンブル大会のためだけに練習するのは、勿体無い」と感じるくらい力を入れた一曲です。全パート総意で「この曲をやろう」と思ったら是非挑戦してみてください。
おしゃれでかっこ良い「ラファーガ」
全体のバランスと大小・強弱のダイナミックな演奏が求められる「ラファーガ」。力強さだけでなく、繊細な奏法ができるか。ゆとりを持って演奏できるかがキーになってきます。
演奏技術と音楽センスが問われる一曲。そして何より、曲に乗って演奏し通すことが重要です。最後までグルーブ感を失わずに、丁寧かつおしゃれに仕上げるのがポイントです。
さいごのまとめ
今回は『おすすめしたいアンサンブル楽曲』をご紹介しました。
~ この記事のまとめ☕ ~
- よくある、暗いアンサンブル曲は、奥が深い!
- 珍しい、明るいアンサンブル曲は、練習しててもストレスが少ない!
- 吹いてみたい!格好良い!アンサンブル曲は、大会でも使われている!

トランペットがカッコよく目立つ曲もあって、どの曲も一度は演奏してみたいなあ。
アンサンブルは編成が小さくまとまっていますが、曲の作り方や表現方法など奥が深い曲ばかりです。自分の実力を試すことができる機会でもあるため、いろいろな曲に挑戦してみてください。
それではまた。

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