初心者 | トランペットで綺麗なタンギング(発音)をするコツ | 必見

練習方法
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演奏中に「発音に気をつけて」と言われることはありませんか。金管楽器、トランペット初心者の方には、「発音」の意味が具体的に分からないかも知れません。トランペットの「発音」とはズバリ、タンギングで発する音なのですが、教科書通りにやってもうまくいかないことも。

バイトちゃん
バイトちゃん

息を吹き込むだけでは、「良い音」にならないということですね……。

今回は、『トランペットでキレイな発音をするコツ』をご紹介します。

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  • そもそもタンギングとは。
  • タンギングの練習方法について。
  • タンギングの練習をしたあとは。

そもそも「タンギング」とはどんな奏法?

「タンギング」とは、音を区切るために舌で音を止める奏法のことを指します。金管楽器だけでなく、木管楽器も同様にタンギングをして音をコントロールすることがあります。

バイトちゃん
バイトちゃん

小学校の時、リコーダーの音を区切る方法として学習したことがあります。

トランペットのタンギングを教科書通りに説明すると、『音を鳴らす際に「T」や「K」の発音をすること。』という感じです。しかし、この「T」や「K」のみだと、トランペットの発音としては若干説明不足な部分があります。

今回は「トランペットでの発音」と「発音するときのコツ」の2つを軸にタンギングをマスターしていきましょう。

トランペットとリコーダーのタンギングは、まったく異なる。

バイトちゃんが言っていたように、小学校で習ったリコーダーでもタンギング奏法について触れているはずです。しかし、リコーダーのタンギングとは全く性質が異なります。

リコーダーは、息を吹き込めば鳴る楽器ですが、トランペットはそうではありません。唇を振動させて鳴らすため、舌で息の流れを止めてしまえば、たちまち音が鳴らなくなるでしょう。

ズバリ、その違いは発音が必要かどうかです。リコーダーを思い出してください。フーっと吹いた後、音を止める感覚は『フーッ”ト”』という感じで行っていたと思います。舌先で穴を塞いでいるイメージです。

トランペットのタンギングは、舌の前半身で行うというイメージです。さらに、ちゃんと発音しなければ、音がしぼんだ風船のような音になってしまいます。

本当に発音がいる?トランペットの発音とは。

では、トランペットのタンギングにおける発音について見ていきましょう。教科書では『「T」「K」等で発音する。』とありますが、私自身は以下のように解釈して演奏しています。

「T」:「Ti(ティ)」や「To(ト)」など、音やメロディによって使い分ける。低い音や太い音は「To」のイメージが多い。

「K」:早いパッセージのときに使用するダブルタンギングで用いる発音。Tのあとに続く音なので、「ku(小さいク)」のイメージで使用することがほとんど。ただし、後発の音もしっかり鳴らしたい場合は、「KU(”ク”をしっかり発音)」のイメージ。

解釈は人それぞれだと思いますが、私は以上のイメージで使い分けています。ダブルタンギングやトリプルタンギングについては、後ほど紹介します。

タンギングは音を鳴らす際、必須の奏法!

タンギングは一つ一つの音。つまり楽譜上の全ての音に必要な奏法です。タンギングが不要になるケースは、スラー等でタンギングを省略する場合に限ります。なお、曲によっては、スラーでもタンギングを必要とする場合があります。

つまり、タンギングの練習並びに発音の改善はトランペットで鳴らす音一つ一つの研磨になるということです。音を綺麗にするには、様々な奏法をバランスよく練習する事が大切ですが、タンギングおよび発音の練習は他の練習と比較してコスパが良いと言えるでしょう。

タンギングの練習方法について。

タンギングの必要性とコスパの良さを理解できた上で、練習に取り入れていきましょう。タンギングを練習する方法で最も効果的なのは、とにかくタンギングをリズムに合わせて鳴らすことです。

私が普段のウォームアップで行っている練習はテンポ100くらいから「4分音符」「8分音符」「3連符」「16分音符」の順にタンギングしていく練習です。

チューニングB♭からローB♭まで半音で降りていくのがおすすめ。時間がないときはFくらいまで降りるようにしましょう。テンポ100が終わったら、テンポを上げて練習してみましょう。

注意点としては、発音が雑にならないこと音を潰さないことです。音は一つ一つ丁寧に。そして音が潰れてしまいつながらないようにしましょう。

まずはゆっくりから練習してみよう。

もしタンギングの練習がうまくいかない場合は、テンポを緩めて練習してみてください。キレイな音が出る80くらいから練習をスタートしてみるのも良いと思います。

ただし、テンポを緩めると、タンギングがゆるくなる場合があります。そうならないように一音一音の発音はハッキリ発音しましょう。あくまでもタンギングの練習であることを忘れずに。常に発音を意識して練習してみてください。

テンポを徐々に上げて、レベルアップしていこう。

テンポをあげて120を超えると16分音符の発音が難しくなります。シングルタンギングでは追いつけなくなってくるのです。そのため、もし120以上にする場合は16分音符をダブルタンギングを使って演奏してみてください。

一般的に、テンポ120を超える曲でトランペットにシングルタンギングを求める曲は無いです。少なくとも私の吹奏楽人生では一度も無いです。そのため、特殊な曲を除いてテンポ120以上の16分音符はダブルタンギングで演奏して問題ないです。それよりもダブルタンギングを綺麗に練習したほうが何倍も効率的な練習と言えるでしょう。

特殊なタンギング方法を抑えよう。

先程より何度か登場していますが、タンギングでは「ダブルタンギング」「トリプルタンギング」という2回、3回のタンギングをするための奏法があります。発音としてはダブルタンギングは「トゥ・ク・トゥ・ク」トリプルタンギングは「トゥ・トゥ・ク・トゥ・トゥ・ク」というイメージです。

ダブルタンギングは、曲で活用する場面が多くあります。テンポ120を超える曲で16分音符はよく登場します。そのため、ダブルタンギングの練習はシングルタンギングの次に大切と言えるでしょう。

一方、トリプルタンギングを練習するのは一旦無視しても大丈夫です。トリプルタンギングはかなり特殊な奏法になることと、活用できるケースが限られてきます。場合によってはダブルタンギングで対応可能なケースもあります。そのため、まずはシングルタンギング、そしてダブルタンギングを十分に練習してからトリプルタンギングの練習に取り組んでいきましょう。

タンギングが上達するとこんなメリットが!

タンギングが上達すると、一音一音がより綺麗にはっきりと聞こえるようになります。発音のキレイな方はスケールでも、その発音の美しさがわかります。聞いていて音の変わり目がはっきりしていることと、その変わり目に無駄が一切ないのです。

逆にタンギングが美しくないと、合奏の際にトランペットだけが浮き彫りに聞こえてきます。他の楽器の邪魔をしているように聞こえてしまうのです。

タンギングを上達させることは、トランペットの音自体を引き上げることができる、とてもコスパの良い練習法と言えるでしょう。是非基礎練習に組み入れてみてください。

タンギングの練習をした後は。

とても効率的なタンギングの練習ですが、長時間ぶっ通しで行うことはおすすめしません。なぜなら、唇のバテ、体力をとても消費する練習方法だからです。

バイトちゃん
バイトちゃん

繰り返して練習してくると唇がバテてくる。。。

「唇がバテてしまった」となってからでは、もう遅いと考えてください。有限である一日の練習時間のうち、タンギングだけで練習を終えてしまっては、とても勿体無いです。必ず練習時間を先に決めてから練習を行いましょう。

練習後は必ず休憩を!無理は禁物。

タンギングの練習は、運動で言えば腹筋やスクワットなどを繰り返している状態です。そもそもトランペットの演奏自体が腹筋・スクワットと考えても良いくらいです。続けていれば必ず筋肉が披露してきます。練習と休憩は必ずセットで考えましょう。

練習時間と休憩時間を決めてから練習することは、効率的な練習の鍵です。タンギングに関わらず、必ず休憩を取るようにしてください。また、他の基礎練習もバランスよく行うことが上達の基本となります。

他の基礎練習時間も必ず確保しよう。

タンギング練習だけでなく、必ずリップスラーなどの基礎練習も行いましょう。特にリップスラーはタンギング同様、トランペットの音全体を底上げできる効率的な練習です。ぜひ基礎練習に組み入れてください。

他にも、スケールやロングトーンも忘れずに練習に組み入れましょう。そして時間配分をお忘れなく。

さいごのまとめ

今回は『トランペットでキレイな発音をするコツ』をご紹介しました。

~ この記事のまとめ☕ ~

  • 「タンギング」について抑えることができた。
  • タンギング練習方法について理解できた。
  • タンギングの練習をしたあとは必ず休憩を取る。

トランペットを綺麗に鳴らす要素の最も大きな一つである「タンギング」。タンギングを上手くコントロールできるようになると、どんなテンポの曲にも対応できるようになります。

また、音の変わり目がはっきりするため、よりトランペットらしい音に近づけるでしょう。そして、発音が綺麗になると、まるでトランペットで歌っているかのような、美しい音に聞こえてきます。ゆっくりじっくり発音を洗礼していきましょう。

それではまた。

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